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鉄道ファン引退惜しむ リゾートみのりラストラン

大勢の鉄道ファンが別れを惜しむ中、出発するリゾートみのり=JR仙台駅

 仙台−新庄間を走るJR東日本の臨時快速列車「リゾートみのり」が10日、最終運行日を迎えた。下り最終列車は午前9時13分にJR仙台駅4番線ホームを出発。紅葉をイメージした塗装に稲穂の金色をあしらった車両の最後の雄姿を写真に収めようと鉄道ファンらが集まり、引退を惜しんだ。
 新型コロナウイルス感染防止対策で下り列車に乗車したのは定員の半分の約50人。五十嵐浩仙台駅長の「出発進行」の合図でゆっくりと走りだし、鉄道ファンや、「仙台駅から11年間の感謝を込めて」などと書かれた横断幕を掲げた駅員らが見送った。
 鳴子温泉駅まで乗るという仙台市上杉山通小6年の浦野幸太君(11)=青葉区=は「かっこよく、(運転席の仕切りが窓で)運転士と同じ景色を見ることができて好きだったので、引退は残念。たくさん動画や写真を撮りたい」と話した。
 新庄駅では和太鼓演奏などが行われ、ご当地キャラクターなどが午後3時の上り最終列車出発を見送った。
 リゾートみのりは2008年10月から、週末を中心に東北線経由で陸羽東線を走り、延べ21万人が乗車した。みのり以前は普通列車として約30年走行した。車両老朽化で今年6月28日に最終運行を予定していたが、感染拡大で4月中旬から運休。8月8日から3日間、最終運行「ありがとうリゾートみのり号」が企画された。


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2020年08月11日火曜日


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