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<いぎなり仙台>体験すっぺ! とんぼ玉作り(仙台・ガラス工房初月) いびつでも愛らしく

正義さん(右)の助言を受け、とんぼ玉作りに挑戦する記者 =仙台市青葉区のガラス工房初月

 古くからアクセサリーなどに使われてきたガラス細工の「とんぼ玉」。材料になるガラスの色や柄の組み合わせで、作る人の個性が輝く。世界で一つだけのとんぼ玉を作ってみたい、と記者も挑戦した。
 仙台市青葉区でガラス工房初月( はつき )を営む佐藤正義さん(60)と妻の純子さん(54)に指導を仰いだ。
 「動きは単純。一定のスピードで棒を回すだけ」という正義さんの助言に、うなずいてはみたものの、ガラスの扱いは一筋縄でいかなかった。
 安全のため用意された眼鏡を着けて、作業に挑んだ。粘土が付いたステンレス棒を回しながら、バーナーで直径約5ミリのクリスタルガラスを溶かし、丸い形に整えていく。
 熱したガラスが均衡に垂れるよう、棒を地面と水平に保ち、一定の速度で回すのがこつという。頭で分かっていても、熱で溶けたガラスは思うように丸くなってくれない。
 「大丈夫、ゆっくりやればいい」と正義さん。思い通りに形を整えられなくても、夢中になれた。
 丸い形に整えたら、再び表面を温めて柄を付け、完成だ。出来上がりは、ちょっといびつ。でも、何だか愛らしく見えた。思い出の品になること間違いなし。繊細なガラスと炎を扱う緊張感は非日常的で、リフレッシュにもなる。
 ガラスの色は約200種類、マーブルや花など柄も6種類から選べる。純子さんは「色をじっくり選ぶところから、楽しんでもらいたい」と話す。
(佐々木薫子)

[ガラス工房初月のとんぼ玉作り]1回2個で2200円から。仕上げにストラップなどを付けることもできる。営業は午前10時〜午後5時。要予約。水曜と第2、4木曜定休。仙台市青葉区高野原3の2の8。連絡先は022(796)6939。

 社会は新しい日常生活の形を模索している。新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会生活を両立させる「ウィズコロナ」。しっかり対策を取った上で、レジャーや文化活動を楽しむことはできる。仙台圏のスポットを紹介する。


2020年08月11日火曜日


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