
人馬の妙技、観客を魅了 八戸でスポーツ流鏑馬
スポーツ流鏑馬(やぶさめ)の大会が10日、八戸市の櫛引八幡宮であった。150メートルの直線走路に馬を走らせながら55メートル間隔で置かれた三つの的に矢を放ち、正確さとタイムを競った。
同市と近隣の乗馬愛好者らでつくる実行委員会が主催し青森、岩手両県から26人が参加。個人戦や団体ダブルスなどで、日頃磨いた腕前を披露した。
妻と見物に来た八戸市の男性(81)は「新型コロナウイルスの影響で今年はさまざまな行事が中止になる中、迫力ある流鏑馬が楽しめてよかった」と話した。
大会は今年で5回目。例年は関東地方からも訪れるが、今回は参加者を限定し開催した。乗馬や弓矢の体験コーナーも設けられた。
2020年08月11日火曜日