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花巻空襲の犠牲者悼む 市が戦没者追悼・平和祈念式

「平和の扉」に献花する市民ら

 花巻市戦没者追悼・平和祈念式が10日、市内の日居城野(ひいじょうの)運動公園中央広場で営まれた。48人が犠牲になった1945年8月10日の花巻空襲から75年がたち、改めて平和の尊さに思いをはせた。
 新型コロナウイルス感染防止のため、参列者を絞って約40人で開催。追悼モニュメント「平和の扉」に黙とうをささげ、上田東一市長が「戦火の犠牲になられた方の冥福を祈り、平和の誓いを新たにしたい」と述べた。
 近くの理容師佐藤チドリさん(78)は戦時中に栄養失調で亡くした父の追悼に訪れた。「政治をしている人が戦争を知らない世代になったが、戦争のみじめさは分かってほしい」と語った。
 花巻空襲は米機22機が襲来し、花巻駅や上町など中心街が攻撃された。48人が犠牲になり、約700戸が焼失した。


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2020年08月11日火曜日


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