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仙台・長町商品券、お得感「3割」以上に ビール券、消毒液…商店街で独自の特典

商品券の整理券を配る事務局スタッフ

 仙台市太白区の長町商店街連合会は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域経済対策として発行した3割増し商品券を活用した独自のサービスを始める。商品券の利用者だけがもらえる特典を用意。同様の商品券を売り出す他の商店街との差別化を図り、長町地区のファンを増やしたい考えだ。

 長町駅前、サンカトゥール、長町一丁目の3商店街振興組合で構成する同連合会は、加盟する約140店で利用できる「長町生活応援割増商品券」を9日に発売した。商品券を使った買い物客向けの独自サービスを提供するのは約70店舗に上る。
 次回以降の来店時に使えるビール券を発行する居酒屋、自慢の焼き菓子をおまけする菓子店、風呂敷を贈る呉服店など、各店が工夫を凝らした。コロナ禍を受け、消毒液をプレゼントする文具店もある。
 商店街の幹部らが7月上旬に設立した「長町生活応援割増商品券事務局」の初会合で、特典を付けるアイデアが提案された。加藤隆事務局長(52)は「初めて来店したお客さんにも愛着を持ってもらい、店のリピーターになってもらう仕掛けが必要だと思った」と狙いを明かす。
 同連合会の大友克人会長(73)は「利用者が喜び、地域が一体となるきっかけにもなる。長町全体の活性化につながってほしい」と期待を寄せる。
 1セット1万円の1万3000円券(1000円券8枚、500円券10枚)を2万7000セット準備。今月1、2日に整理券を配り、9日に引き替えと取り扱いを始めた。整理券は約2万2000セットを配布した。残りの5000セットも追加販売する予定。
 3割増し商品券は、新型コロナで売り上げが減った市内46カ所の商店街が発行する。市が割り増し分と事業経費を補助する。


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2020年08月12日水曜日


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