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「山形花笠」今年は静かに コロナと豪雨被害、平穏祈る

<お出迎え>駅利用者らを前に、例年通りの軽やかな踊りを披露した踊り手=7日午後0時30分ごろ、JR山形駅の東西自由通路
<来年こそ>例年なら花笠パレードが進む、文翔館近くの大通りに設置された高さ8メートルのイルミネーション=5日午後8時ごろ、山形市の山形地裁前
<上向いて>JR山形駅に飾り付けられた花笠とのれん=5日午後1時ごろ、JR山形駅

 新型コロナウイルスの影響で、山形市は伝統行事「山形花笠まつり」のない静かな夏を迎えた。7月末に記録的な豪雨に見舞われ、山形県内では大きな浸水被害が発生した。市民は、街中を彩る花笠に囲まれながら平穏を祈り、来夏の祭りの通常開催を願う。
 中止でも祭り気分を盛り上げようと、中心商店街やJR山形駅には恒例のイルミネーションや花笠がずらり。開催期間だった5〜7日には、県花笠協議会が山形駅で花笠踊り披露会を企画し、花笠舞踊団が優雅な正調踊りで場を沸かせた。
 若柳雅文美さんは口元を透明なフィルムで覆う「マウスシールド」を着けて踊った。「行動が制限される中だが、今年も踊ることができてうれしかった。来年こそはにぎやかな祭りにしたい」と笑顔で話した。
 花笠舞踊団は13〜15日、山形新幹線の到着時刻に合わせて午前11時半と午後0時半から駅構内で踊り、降り立つ人々を出迎える。


2020年08月12日水曜日


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