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東北・7月の街角景気 3ヵ月連続改善 先行きには不透明感

 東北活性化研究センターが11日発表した6県の7月の景気ウオッチャー調査結果によると、景気実感を3カ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は40.6で、前月より3.2ポイント上昇した。新型コロナウイルスの影響で停滞していた経済活動が徐々に再開し、3カ月連続で改善した。
 分野別(原数値)は家計動向が0.9ポイント上昇の42.8、企業動向は12.5ポイント上昇の40.4でともに3カ月連続のプラスとなった。
 ウオッチャーは「新規来客数は前年比70%と改善傾向にある」(乗用車販売店)と一定の手応えを示した。苦境が続く観光分野でも「国内旅行では観光支援事業『Go To トラベル』や県民割を利用しての個人宿泊予約が増加傾向にある」(旅行代理店)との声が上がった。
 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断DI(季節調整値)は4.6ポイント低下の35.5で、3カ月ぶりの悪化。
 「新型コロナ感染者が全国的に広がれば一層の自粛を余儀なくされ、客の動きは悪くなる」(コンビニエンスストア)との予測のほか、「給付金特需が落ち着き、良くなる要素が見つからない」(衣料品専門店)と厳しい見方もあった。
 センターの担当者は「多くのウオッチャーは新型コロナ感染拡大が続き景気の先行きが見通せない、とみている」と指摘した。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など189人のうち172人から回答を得た。


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2020年08月12日水曜日


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