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台風19号から10ヵ月 宮城・丸森町、15日の成人式は予定通り開催

 宮城県丸森町に甚大な被害をもたらした台風19号から10カ月となった12日、保科郷雄町長が町役場で記者会見し、被災の影響で1月から延期していた成人式を予定通り今月15日に開催することを表明した。
 対象者は136人。新型コロナウイルスの感染拡大で夏の成人式を延期や中止にする自治体は多いが、保科町長は「この時期に行わなければ、来年の式と一緒の時期になってしまう」と理解を求めた。
 県外からの帰省者もいるため、町は感染予防に向けた事前の呼び掛けに力を入れ、当日の対応も徹底する考え。例年の会場より多くの人数を収容できる丸森中体育館に会場を変更し、密集になるのを避ける。
 当日は、町が策定した「復旧・復興計画」の概要版を出席者に配布する。保科町長は「若者たちが町の復興と将来を考えるきっかけにしたい」と期待した。
 また、校舎や体育館が浸水被害を受けた金山小は新学期が始まる26日までに復旧工事が終わり、約10カ月ぶりに同校校舎で授業を再開できることも正式に表明した。保科町長は「うれしく思う。これまで以上に友人や先生、地域との交流を深めてほしい」と語った。
 7月の豪雨で被災した九州などの自治体に復旧業務の進め方を助言する取り組みについて、熊本県や同県人吉市、大分県竹田市から問い合わせがあったことを明らかにした。


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2020年08月13日木曜日


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