宮城のニュース

宮城・村田の酒造店、デザイン限定「乾坤一」発売 ラベルに架空の町並み描く

乾坤一のデザインラベルの新銘柄「OVER THE RAINBOW」

 日本酒の「乾坤一」ブランドで知られる宮城県村田町の大沼酒造店は今月、架空の町並みを描いたラベルが特徴の新銘柄を発売した。新型コロナウイルスの影響で、売り上げの落ち込みが続く酒造業や飲食店を盛り上げようと企画した。
 新銘柄は「OVER THE RAINBOW 乾坤一 特別純米」。大沼健専務(38)が虹をテーマに6月、デザイン制作などを手掛けるカラーズ(仙台市泉区)の加藤篤社長(56)にラベル作成を依頼した。大沼さんは「虹は対コロナの励ましメッセージとして使われていると聞いて決めた」と話す。
 加藤さんは大沼酒造店、米農家、酒屋、居酒屋、海外のバーといった日本酒に関係する5業種の店舗が集まった町並みと、その上に虹が架かる構図をデザインした。「虹を架け橋に一体になる、というイメージを描いた」と説明する。
 1升瓶800本(1本2970円)、4合瓶600本(1本1650円)の2種類を製造し、全国の酒屋など約60店舗に卸した。反応は上々で、既に多数の店舗で完売状態だという。
 大沼さんは「居酒屋など飲食店で多くの人に味わってもらうことで、日本酒に関わる業界全体の活性化につなげてコロナに打ち勝ちたい」と力を込めた。


関連ページ: 宮城 経済

2020年08月13日木曜日


先頭に戻る