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土崎空襲を忘れない 秋田で式典、市民ら50人が祈り

土崎空襲の犠牲者の冥福を祈る参列者

 太平洋戦争の終戦前夜に秋田市土崎地区が攻撃された土崎空襲の犠牲者を追悼する平和祈念式典が14日、同市のポートタワー・セリオンであった。遺族や市民ら約50人が参列し、冥福を祈った。
 70周年記念で作られた鐘の音に合わせて1分間黙とう。主催した市民団体、土崎港被爆市民会議の伊藤紀久夫事務局長(80)は「過去の歴史から教訓を得て、未来につないでいくことが大切だ」とあいさつした。
 参列者は祭壇にリンドウの花を手向けた。同市の無職縄田屋達彦さん(80)は「戦争は人間の愚かさで起きたということを忘れてはいけない」と話した。
 土崎空襲は1945年8月14日夜から15日未明にかけて、米軍のB29爆撃機が同市土崎港の日本石油秋田製油所を攻撃。製油所の社員や家族ら250人以上が亡くなった。
 今年は新型コロナウイルスの影響で出席者を例年の約3割に制限した。市内の小中学生から募集する「平和のメッセージ」の発表も中止した。


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2020年08月15日土曜日


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