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さよなら夏休み 村田、利府の小中学校で一足早く新学期

教室に待機し、高橋校長の校内放送を聞く1年生
短い夏休みを終え、新学期の目標を発表する生徒

 新型コロナウイルスの影響で例年より短い夏休みを終えた宮城県村田、利府両町の8小学校と5中学校は17日、県内で一足早く2学期の始業式を迎えた。新型コロナに伴う臨時休校の長期化で、県内の全公立小中学校が夏休みの短縮を余儀なくされた。26日までに順次、授業を再開する。

◎村田二小 最短の夏休み明け

 宮城県村田町村田二小(児童129人)では、新型コロナの「3密」対策として児童は各教室に待機し、校内放送での始業式となった。高橋豊校長は「マスク着用など我慢は続くけれど、新学期も目標に向かって頑張ってください」と呼び掛けた。
 同町の小中学校の夏休み期間は、県内自治体で最も短い10日間だった。
 例年より大幅に少ない日数だけに、2年の高橋凪紗さん(8)は「もう少し休みたかった」と物足りなさそう。それでも「新学期は授業で手を挙げて、自分の意見をはっきり言えるようになりたい」と目標を立てた。
 6年生にとっては最後の夏休み。大内天寧さん(11)は「いつもだと家族で旅行するけど、今年はほとんど家にいた」と話す。「夏休みは短いけど、家に居続けても退屈なので早く学校が始まって良かった。最上級生として1年生を引っ張っていきたい」と述べた。

◎利府中「受験勉強頑張る」

 宮城県利府町の利府中(生徒503人)は体育館で始業式を実施した。感染防止対策で窓や扉を開け、3番まである校歌も1番のみの斉唱に短縮した。
 佐々木雄二校長は「2学期は多くの学校行事があります。コロナ禍がまだ続きそうですが、皆さんは熱い思いを持ってかけがえのない思い出をつくってほしい」とあいさつ。各学年と生徒会の代表生徒が登壇し、新学期への抱負を語った。
 式終了後、3年生の教室では、生徒たちが新学期の生活面と学習面での目標を紙に書いて発表。「コロナにかからないようよく寝る」「1日6時間以上勉強する」などと述べた。
 3年武山悠斗さん(14)は「夏休みは塾に通って勉強に集中した。普段より短い休みで、あまり遊べなかったのが残念」と振り返り、3年蜂屋美優さん(14)は「2学期は受験勉強と学校行事の両方に全力で取り組みたい」と話した。


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2020年08月18日火曜日


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