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お盆の交通機関、コロナで寂しく 新幹線利用8割減で過去最低

 JR東日本仙台支社は18日、お盆期間(7〜17日)の新幹線利用状況をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東北新幹線(那須塩原−郡山間)は前年同期と比べ80.6%減の28万5000人にとどまった。利用者数、前年比ともに記録の残る1990年以降で最低を記録した。
 山形新幹線(福島−米沢間)も83.9%減の2万4000人、秋田新幹線(盛岡−田沢湖間)も84.3%減の1万7000人で、ともに過去最低となった。
 期間を通じて低調で、例年の帰省やUターンのピークはなかった。1日当たりの利用者数が最も多かったのは、下りが8日の東北新幹線(那須塩原−郡山間)の1万9300人で81.8%減。上りは16日の同区間の2万1200人で74.8%減った。
 JR北海道によると、北海道新幹線(新青森−新函館北斗間)は76%減の2万4200人。2016年の開業以来、最低だった。
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」について、JR東の仙台支社は「影響はほぼなかった。新型コロナの感染者が増え、長距離の帰省や観光を控える動きが強まって伸び悩んだ」との見方を示した。

◎仙台空港も6割減

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)は18日、お盆期間(7〜16日)の旅客数(速報値)をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限などで国際線の運航はなく、国内線は前年同期比58.9%減の4万7900人と大幅に落ち込んだ。
 前年同期の旅客数は国際線が1万2658人、国内線は11万6436人で、国際・国内線を合わせて62.9%減となった。仙台国際空港の担当者は「帰省や外出を控えた人が多く、夏休みも需要回復効果が薄かった」と話した。
 同社によると、国内線(夏期)は1日11路線56便の運航が計画されていたが、新型コロナの影響で減便・運休が相次ぎ、5月中旬から下旬は7路線17便(運航率30.3%)まで減少した。
 8月8日時点で10路線53便(93%)まで回復したものの、感染の再拡大などで航空各社に再び減便・運休の動きが広がっている。


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2020年08月19日水曜日


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