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仙台市の成人式、来年はユアスタで 屋外で3密回避

 仙台市は18日、来年1月10日に開催する成人式に関し、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、会場をユアテックスタジアム仙台(泉区)に変更すると発表した。各区ごとの開催をやめた1999年以降、市体育館(太白区)を会場としてきたが、屋内施設で3密回避が難しいと判断した。

 市によると、本年度の新成人は7月末時点で1万1059人。例年、約4000人が式典に出席し、屋外に集まる新成人を含めると約7000人が来場する。
 市体育館の収容可能人数は約6200人。ユアスタは3.1倍の約1万9000人に及び、間隔を空けるために入場者を半分に抑えたとしても余裕がある。屋根付きの屋外施設のため、感染リスクも低いという。
 市は国歌斉唱やお祝いの歌の披露を取りやめ、式典時間を30分程度に短縮する。出席者にはマスク着用を求め、入場時に検温や体調チェックを実施する。11月下旬、新成人に送付する案内状にQRコードを掲載し、事前に参加登録してもらうなどの対策も講じる。
 例年、式典後には新成人の運営スタッフが企画した「交流の広場」があり、会場内にさまざまなブースが設けられる。市は今後、感染防止策を取った開催方法はないか検討を進める。
 年末年始に感染者が急増したり、暴風雪などの悪天候が予想されたりする場合は成人式を中止する。感染回避のため、出席を自粛する新成人もいるとみられ、市は市長メッセージ、新成人代表による誓いの言葉の動画配信も検討する。
 郡和子市長は定例記者会見で「大人の仲間入りをする新成人をお祝いし、励ますことができるよう感染症対策を含め、準備に万全を期したい」と語った。


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2020年08月19日水曜日


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