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仙台・母子心中 市調査部会「重大事態」答申へ

 仙台市泉区寺岡小2年の女子児童へのいじめを苦に母親が女子児童と無理心中したとみられる事件で、市いじめ問題専門委員会の調査部会は18日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に当たる状況だったと答申する方針を固めた。会合後、部会長の小野純一郎弁護士が明らかにした。
 女子児童が亡くなった2018年度の欠席日数は学校が28日間と主張し、遺族は重大事態の目安となる30日間を超えると反論する。
 会合で委員の一人は「(日数の食い違いにかかわらず)欠席の状態から考えれば、重大事態としなかったことは誤り」と批判。別の委員も「女子児童の保護者から(重大事態との)申し入れがあった時点で認めるべきだった」と語った。
 7月18日の前回会合でも他の委員から同趣旨の発言が相次ぎ、委員7人のうち小野部会長と欠席の1人を除く全員が「重大事態」との事実認識を示した。学校や市教委が当時、重大事態と捉えるべきだったかどうかの評価は今後議論する。
 学校や市教委はこれまで「重大事態には当てはまらない」と説明している。
 会合では答申の項目案が示され、記載内容の検討に入ったが、小野部会長は答申時期は未定と強調した。


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2020年08月19日水曜日


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