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仙台空港24時間化 振興策の協議入り了承 名取、岩沼両市長

仙台空港

 仙台空港(宮城県名取、岩沼両市)の24時間化に向けた運用時間の延長問題で、村井嘉浩知事と名取、岩沼両市長、仙台国際空港社長による第3回4者会議が20日、県庁であった。両市長は「騒音には今後も配慮してほしい」と注文。対策の丁寧な説明も求めた上で、県が提案した地域振興策の議論を進める意向を表明した。
 県は(1)深夜帯の離着陸回数の制限(2)住宅の防音対策への助成−といった従来の騒音対策に加え、地域振興案を初めて提示。周辺住民の要望を踏まえて県が事業を行い、必要な市の事業には費用の一部を負担する内容で、道路や集会所などの整備が想定される。両市長はおおむね了承した。
 今年1月の第2回では、県が示す予定だった地域振興案を「時期尚早」として両市長が拒否。県はその後、追加の騒音対策などを住民らに説明していた。
 終了後、山田司郎名取市長は「騒音対策とセットで振興策を聞きたいという住民が増えた」と述べた。菊地啓夫岩沼市長は「騒音対策と同時に地域の発展も考えなければ、地元の理解は得られない」と強調した。
 村井知事は「具体的な振興策の協議が始まるのは大きな前進。騒音問題も合わせ、地元の納得が得られるよう努めたい」と話した。


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2020年08月21日金曜日


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