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仙台市役所建て替え、公募型提案方式で選定 審査委員に伊東豊雄氏ら

仙台市役所

 仙台市役所本庁舎の建て替えを巡り、市が新庁舎の基本設計を委託する業者の選定で、技術提案を審査して決める「公募型プロポーザル方式」を採用する方針を固めたことが19日、分かった。選定作業を担う審査委員会を近く発足させる予定で、建築家の伊東豊雄氏ら6人に委員を委嘱する。
 基本設計は、市が7月に策定した「本庁舎建替基本計画」を踏まえ、新庁舎の建物配置や間取り、外観、電気・空調・給排水などをデザインする。今月31日に公示し、応募業者に技術提案書の提出を求め、11月下旬に委託先を決定する。
 審査委は建築設計、都市計画、建築環境、構造などを専門とする大学教授ら6人で構成する。伊東氏は建築専門誌が選ぶ「平成の十大建築」で1位となったせんだいメディアテーク(青葉区)の設計を手掛けた。
 審査委は今月24日にオンライン形式で初会合を開き、審査の際に重視するポイントや配点などを盛り込んだ募集要項を決定する。市は業者選定後、来年2月上旬以降に委託契約を締結。2022年3月までに基本設計を完了してもらう。
 新庁舎の低層部は、市民利用や情報発信の機能を想定する。市は基本設計と並行し、別の業者に低層部と敷地内広場、勾当台公園市民広場との一体的活用の可能性調査を委託し、結果を基本設計に反映させる。
 基本計画によると、新庁舎は現在地に1棟を整備する。高さは最大80メートル。中層部に行政機能、高層部に議会機能を配置する。延べ床面積は5万8000〜6万平方メートル。整備費用は453億〜473億円を見込む。
 23年度に現庁舎の議会棟などを先行解体し、24年度に新庁舎の本体工事に着手。28年度に利用を開始し、30年度には現庁舎の解体を含む全工事を完了させる。

【動画】仙台市役所本庁舎建て替え 河北新報社シミュレーション
https://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2019/zv4DEnxgFa8.html


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2020年08月20日木曜日


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