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カルラ本社に直売所 野菜や鮮魚販売、弁当デリバリーも 23日オープン

カルラが本社1階を改築して23日にオープンする直売所「フレッシュマルシェ」=富谷市

 「和風レストランまるまつ」などを展開するカルラ(宮城県富谷市)が、外販事業に進出する。23日に本社1階に直売所をオープンさせるほか、弁当のデリバリーも始める。新型コロナウイルスの影響で低迷する売り上げの回復に向けて、販路の開拓に挑む。
 直売所「新鮮市場フレッシュマルシェ」は、約300平方メートルの売り場に契約農家の野菜、市場直送の鮮魚、出来たての食パンや総菜などを取りそろえる。直営農場「亘理ファーム」(宮城県亘理町)で生産した野菜も扱い、生産、加工、販売までの一貫した活動を消費者にアピールする。
 25日までオープン記念として全品1割引きで販売する。毎週土日曜の午前10時半からマグロ解体ショーを開催するなど、魅力的な売り場づくりを目指す。生産農家も募集している。
 デリバリーも23日に本格スタートする。本社のセントラルキッチンで予約製造した日替わりの弁当を、仙台市近郊の企業や介護福祉施設、学校、個人宅などに届ける。
 新型コロナの影響で、カルラの売り上げは4月に前年比約60%減まで急落。7月は約25%減まで回復したが、最近の感染再拡大で伸び悩んでいるという。
 伊藤真市専務(61)は「小売事業への初参戦で不慣れなことが多いが、新鮮で安価な食を提供し、地域に恩返ししたい」と意気込む。敷地内には、そばと会席料理の「寿松庵」もあり、「直売所とセットで楽しんでほしい」と話す。


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2020年08月21日金曜日


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