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障害者が手作り みやぎ生協名取西店に「おいしいパン屋さん」

ベーカリーでパン作りに励む通所者ら=みやぎ生協名取西店

 障害福祉サービス事業所を運営する合同会社ビッグママ(仙台市)は21日、名取市手倉田のみやぎ生協名取西店にベーカリー「おいしいパン屋さん」をオープンさせた。店内で粉から作るパンを目当てに買い物客が集まった。
 ビッグママには現在、知的障害者ら32人が通う。2011年に仙台市太白区長町3丁目でおいしいパン屋さんを開業し、名取西店は2号店。あんこなどが入った食パンに衣を漬けて揚げる看板商品「天ぷらパン」のほか、食パンや総菜パン計約50種類を扱う。
 開店直後に来店した名取市の主婦守屋登志子さん(65)は「持ち帰って早速家族と食べたい。障害者の方が作っていると聞き、食べて応援したい」と話した。
 同店のベーカリーはみやぎ生協の子会社が運営していたが、客足が伸びず3月末に休止。客からの要望を受け、他店にパンを卸していたビッグママに業務を委託した。みやぎ生協によると、障害者施設が運営するベーカリーは登米市の加賀野店に続き2店目。
 ビッグママは新型コロナウイルスの影響で売り上げが半減した月もあった。名取西店は居抜きで借りられる利点もあり、出店を決めた。加藤美枝代表(55)は「地元の人に喜んでもらい、通所者がやりがいを持てる店にしたい」と意気込んだ。


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2020年08月21日金曜日


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