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福島発のヒマワリ 物語紡ぐ 種送る活動などイラスト付き冊子に

イラストをふんだんに使って活動を紹介する「ひまわり甲子園BOOK」

 ヒマワリの栽培を通した復興支援に取り組むNPO法人チームふくしま(福島市)がこれまでの活動を紹介する冊子「ひまわり甲子園BOOK」を作成し、20日に福島県立図書館に寄贈した。同図書館から県内84カ所の市町村立図書館などにも届けられる。
 冊子はA4判、44ページで非売品。NPO法人は2011年から全国にヒマワリの種を送って育ててもらう活動を続けており、冊子は参加した84団体のヒマワリにまつわる物語をイラスト付きでまとめた。
 福井県鯖江市立待小はヒマワリを育てた縁で、児童が「ひまわり」という曲を作ったことを紹介。広島県尾道市の病院は、末期がん患者が病室からヒマワリを眺めて短歌<丹精を込めて育てし向日葵(ひまわり)に子らの明日に幸あれと託す>を詠んだことを記している。
 イラストと文章は、会津若松市のデザイナーで会社員の五ノ井愛さん(35)が担当した。議論や対話の内容を文字と絵で可視化するグラフィックレコーディングの手法を用い、各団体分をそれぞれ20〜30分で書き上げた。
 寄贈式が20日、福島県立図書館であり、NPO法人の半田真仁理事長は「イラストを使い、子どもにも分かりやすい内容になっている。福島発のヒマワリの物語が多くの県民に伝わるきっかけになるといい」と話した。


2020年08月21日金曜日


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