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戦前の宝塚スター・園井恵子しのぶ 「夢の出発点」岩手川口駅前に遊歩道

園井をしのんで整備された花の道=21日

 戦前に宝塚歌劇団のスターとして活躍した園井恵子をしのぶ遊歩道が命日の21日、幼少期を過ごした岩手県岩手町のIGRいわて銀河鉄道岩手川口駅前にオープンした。

 住民有志でつくる「園井恵子 花のみち」プロジェクト実行委員会が企画。寄付で集まった350万円を活用し、駅の旧駐輪場に長さ約35メートルの遊歩道を整備した。
 兵庫県宝塚市の宝塚大劇場前にある花のみちがモチーフ。園井の日記に出てくるツバキやスズランなど約40種類を植えた。今後は長さを伸ばし、ベンチや灯籠を設置する。
 園井は1913年8月6日岩手県松尾村(現八幡平市)生まれ。本名は袴田トミ。2歳から、宝塚歌劇団に入る15歳まで岩手町川口地区で育った。宝塚では男役として活躍。退団後に演劇の慰問巡業中に広島で被爆し、45年8月21日に亡くなった。
 実行委の柴田和子会長(72)は「岩手川口駅は園井さんが宝塚へ旅立った夢の出発点。若者に希望や勇気を与えられるだろう」と話した。


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2020年08月22日土曜日


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