秋田のニュース

土崎空襲伝えよう 秋田で語り部らが朗読会

100人以上の声を集めた証言集を朗読する市民団体のメンバーら

 太平洋戦争の終戦前夜に秋田市土崎地区であった土崎空襲を伝えるイベントが23日、同市の土崎みなと伝承館で開かれた。語り部らによるミニトークや証言集の朗読などがあり、市民ら約50人が熱心に耳を傾けた。市民団体「土崎港被爆市民会議」が企画。2日に同館で始まった企画展示「土崎空襲展」に合わせて開催した。
 ミニトークには80、90代の体験者3人が出席。空襲当時15歳だった同市の自営業渡辺雪子さん(90)は、爆弾が落ちたときの市内の様子を振り返り、「今でも米軍のB29爆撃機の音や町を包む炎が鮮明に思い出せる。あと半日終戦が早ければ助かった命があった」と語った。
 市民会議のメンバーら6人による証言集「証言・土崎空襲」の朗読もあった。伊藤紀久夫事務局長(80)は「戦争から75年がたち体験者の多くが亡くなっている。二度と悲劇を繰り返さないよう今後も活動を続けていきたい」と話した。


関連ページ: 秋田 社会 戦後75年

2020年08月24日月曜日


先頭に戻る