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仙台市が28億円増額補正へ コロナ対策で医療体制を強化

 仙台市は24日、新型コロナウイルス対策費や緊急経済対策費を計上し、28億2257万円を増額する一般会計補正予算案を固めた。補正予算案の編成は本年度5回目。特別会計や企業会計の補正予算案、条例改正案や人事案などと併せ、9月4日に招集する市議会9月定例会に提出する。

 一般会計の主な増額補正は県と共同設置するコールセンター運営費、ドライブスルー検査場の設置負担金などを追加する感染症対策費に2億1853万円を計上。医療機関への防護衣などの配布経費には1億1400万円を盛り込んだ。
 利用料が減少する夜間休日診療所の運営管理費は3億6780万円増額。申請が相次ぐ住居確保給付金の財源も5億4147万円を上乗せする。ICT(情報通信技術)活用学習の推進は端末整備費に10億7127万円を充て、2025年度までの債務負担行為19億8900万円を設定する。
 補正予算案は新型コロナ対策費43億9700万円を含め、73億2000万円を増額する一方、財源捻出のため既存事業を見直し、44億9800万円を減額する。歳入は地方創生臨時交付金23億7089万円などを充て、財政調整基金3億2860万円を取り崩す。
 企業会計は利用者が激減する市バスと地下鉄の両事業を減額補正する。市バスは年間輸送人員を1028万人下方修正し、運送収益を18億2493万円減額、18億円の特別減収対策企業債を発行する。地下鉄は2549万人下方修正し、運輸収益を48億8324万円減額、51億円の特別減収対策企業債を借り入れる。
 国民健康保険事業、中央卸売市場事業の2特別会計と病院事業会計は計1億7980万円を増額する。


2020年08月25日火曜日


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