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「かたくりの宿」 破産へ 仙台・作並 コロナが影響

 仙台市青葉区の作並温泉で旅館を運営する「かたくりの宿」(青葉区)は24日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、宮城県内で3件目の新型コロナウイルス関連倒産。負債額は2019年3月末時点で約4300万円。
 かたくりの宿は、10年に東京の娯楽関連会社が創業した同名の旅館運営部門を吸収分割して12年に設立された。源泉掛け流しの温泉を売りに、比較的安い価格で利用客を伸ばし、16年3月期の売上高は約8400万円を計上した。
 近年は客数の低迷や施設老朽化に伴う修繕費などが収益を圧迫。海外ホテルチェーンのフランチャイズとして外国人旅行客の獲得などに力を入れたが、新型コロナの影響もあって3月末までに従業員十数人を解雇し、業務を縮小した。
 かたくりの宿の担当者は、取材に対し「昨年10月の消費税増税の影響に加え、新型コロナが追い打ちになった」と話した。


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2020年08月25日火曜日


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