岩手のニュース

岩手県南の職人技触れて 仙台・期間限定ショップ

岩手県南の伝統工芸品や職人技を生かした商品などが並ぶ「五感市ショップ」

 岩谷堂箪笥(たんす)や南部鉄器といった岩手県南の伝統工芸品を制作する企業が参加する期間限定ショップ「五感市ショップ」が24日、仙台市泉区のタピオ内にオープンした。店内では製造工程などの映像を流し、職人の思いを含めた商品の魅力を紹介する。9月15日まで。
 奥州市の岩谷堂タンス製作所と南部鉄器製造の及富、一関市の京屋染物店の3社が参加。たんす職人が手掛ける米びつや、たんすの端材を使ったブローチ、東北の野良着に着想を得た衣服など、暮らしに取り入れやすい商品を中心に100点余りが並ぶ。疫病退散の妖怪「アマビエ」をかたどった南部鉄の「鉄玉」は、湯を沸かす際に入れると鉄分を取ることができる。
 3社は、工房見学などを通じてものづくりの価値を伝える岩手県南のイベント「五感市」のメンバー。新型コロナウイルスの影響でイベントなどの販路が縮小する中、買い手とつながる新たな方法を求め、実験的に出店した。週末は職人らが接客し、平日もオンラインで質問に答える予定。
 京屋染物店の蜂谷淳平専務は「職人が作った商品は、毎日の暮らしを豊かに丁寧に楽しむことを後押しする。実際に見て、触れてみてほしい」と話す。


関連ページ: 岩手 経済

2020年08月25日火曜日


先頭に戻る