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<いぎなり仙台>体験すっぺ! ボルダリング(仙台・クライミングジムBOLZ)難コースに四苦八苦

向井さん(右)に見守られ、壁面を登る記者=仙台市宮城野区のBOLZ

 ホールドと呼ばれる突起が無数に飛び出した、高さ約5メートルの壁がそびえ立つ。仙台市宮城野区のBOLZ(ボルズ)は、クライミングの一種、ボルダリングに取り組めるジムだ。
 ボルダリングは、決められたホールドに順番に手を掛けたり足を乗せたりして、ゴールを目指す。ジムのスタッフ向井春樹さん(29)の指導を受け、初めて体験した。
 ホールドに足を乗せやすいように、爪先が曲がるほどきつめの靴を履く。普通に歩くのもおぼつかない。滑り止めのチョークの粉を手になじませ、ホールドに自由に足を置けるコースに挑む。
 まずは、ほぼ垂直の初心者向けコースに挑戦。向井さんから「腰を落とした姿勢から、足を伸ばすようにして上のホールドをつかむ」と助言を受け、四苦八苦しながらゴールにたどり着いた。
 さらなる高みを目指す。次は難攻不落、傾斜約150度の壁だ。壁が自分の方に迫ってくる。
 ゴールは高さ約2メートル。ホールドがつかみにくい場所にあり、指先だけでつまむようなものもある。姿勢を保つだけで精いっぱい。身動きが取れずにホールドをつかみ続けられなくなり、何度も背中からマットに落ちた。結局、ゴールにたどり着けなかった。
 難コースに頭の中が真っ白になりながらも、向井さんの「壁一つで、さまざまな人が異なったコースを経験できるのが魅力」との言葉に納得。「体を使うチェス」と称され、頭と体の両方を動かすボルダリングの奥深さに、引き込まれた。
(栗原康太朗)

[クライミングジム BOLZ(ボルズ)]仙台市宮城野区萩野町2の18の10。営業は平日午後2〜10時、土・日曜、祝日午前10時〜午後8時。水曜定休。初回の利用者向けとして、ルールの説明や靴の貸し出しなどを含め、1時間2450円(一般)などの料金制がある。連絡先は022(794)9895。

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2020年08月26日水曜日


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