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学校へのエアコン設置で仙台市債24.8%増 19年度普通会計決算・速報値

仙台市役所

 仙台市は2019年度の普通会計決算の速報値と財政指標を公表した。市立学校への業務用エアコン設置で、市債のうち臨時財政対策債を除く通常債の発行額が297億円に達し、18年度と比べ24.8%も増加した。歳入、歳出とも2年ぶりに前年度を上回った。
 歳入総額は3.3%増の5300億円。教職員給与負担の税源移譲で個人市民税などが増えた。歳出総額は市役所本庁舎の建て替えに向け、整備基金に積み立てしたことで、4.1%増の5206億円となった。
 歳入のうち、市税は3.6%増の2218億円で8年連続の増加。納税義務者や給与所得が伸び、地価上昇で固定資産税も増えた。地方交付税は5.6%減の249億円。歳入に占める自主財源比率は0.2ポイント改善し、58.3%となった。
 歳出は人件費、扶助費、公債費で構成する義務的経費が3.1%増の2861億円となったが、歳出全体に占める割合は54.9%と0.5ポイント小さくなった。
 19年度末の市債残高は7652億円で0.3%減。臨時財政対策債などを除く通常債も1.6%減少し、4857億円となった。
 財政運営の硬直度を示す経常収支比率は98.7%。扶助費の増加などで1.3ポイント悪化した。財政健全化法で規定する実質赤字比率など4指標は、全て基準を下回った。


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2020年08月27日木曜日


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