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震災遺構「中浜小」、夜間点灯始まる 公開1カ月前 宮城・山元

ライトアップされた旧中浜小校舎=27日午後6時50分ごろ
教訓照らす宮城・山元旧中浜小ライトアップ

 東日本大震災の教訓を伝える宮城県山元町の震災遺構「中浜小」の公開まで1カ月となった26日、現地でライトアップが始まった。約20基の照明を設置し、震災の津波で被災した校舎の一部などを照らした。
 ライトアップされたのは校舎壁面と、敷地内に新たに造られた日時計モニュメント、津波と塩害に耐えた一本松の計3カ所。校舎周辺の足元を照らす明かりも含め、日没後から午後9時まで、毎日点灯する。
 光の当たった校舎の壁には、津波到達の高さ10.2メートルを示すプレートと、校舎が完成した1989年の6年生が制作したレリーフが暗闇にくっきりと浮かび上がった。レリーフにはサケ漁やサケを抱きかかえる子どもたち、特産のホッキ貝や松林が描かれている。
 町教委生涯学習課の担当者は「閉館中の夜間でもライトアップされた遺構を見ることで、沿道を走るドライバーらに津波防災意識を持ってほしい」と話した。


2020年08月27日木曜日


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