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只見線復旧は22年度上期に先送り JR東、工法変更

 JR東日本仙台支社は26日、2011年7月の新潟・福島豪雨で不通となっているJR只見線会津川口(福島県金山町)−只見(同県只見町)間27.6キロの復旧工事について、これまで21年度中としていた完了時期を22年度上期に先送りすると発表した。
 仙台支社によると、第6只見川橋りょうの会津川口側の桁架設用ケーブル基礎工事で、グラウンドアンカーを定着させる固い地質が想定より深い位置にあることが判明。工法を再検討した結果、工期が延びた。復旧工事完了後に訓練運転などを行い、22年中の運転再開を目指す。
 会津川口−只見間は豪雨によって、第5〜第8只見川橋りょうが流失するといった被害を受けた。
 慢性的な赤字も踏まえJR東は代替バス継続によるバス転換を提案したが、県や沿線自治体はあくまで鉄路での復旧を要望。県が鉄道施設と土地を保有し、JR東が運行を担う上下分離方式による復旧とすることで17年6月に合意した。
 復旧工事は18年6月に着工。着工時点での復旧費81億円はJR東、県と関係17市町村、国が27億円ずつ負担する枠組みだった。JR東が工法変更や工期延長に伴う復旧費の見直し作業を進めている。


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2020年08月27日木曜日


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