広域のニュース

廃棄食品でバイオ発電 JR東など企業設立、仙台工場着工

工事の安全を祈願し、神事に臨む秋保社長

 JFEグループのJ&T環境(横浜市)とJR東日本などが設立した「東北バイオフードリサイクル」の仙台工場の起工式が26日、仙台市宮城野区蒲生北部地区であった。JR仙台駅やホテルなどから食品廃棄物を運び入れ、微生物発酵によるメタンガスでバイオ発電事業に取り組む。2022年2月の稼働を目指す。
 約40人が出席した起工式で、秋保慶志社長は「再生可能エネルギーの創出で、地域循環型社会を形成する一つのモデルとしたい」と決意を語った。
 工場は鉄筋2階、延べ床面積840平方メートル。1日最大40トンの廃棄物を処理する。用地は東日本大震災に伴う防災集団移転跡地を市から借り受けた。
 発電出力は780キロワット、年間発電量は一般家庭1500世帯分の約650万キロワット時を見込む。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、東北電力に9割を売電する。
 同社は19年11月にJ&T環境、JR東、東京ガス、東北鉄道運輸(仙台市)の4社の共同出資で設立。JFEとJR東による食品リサイクル・バイオガス発電事業は、横浜市に続き2カ所目となる。


関連ページ: 広域 経済

2020年08月27日木曜日


先頭に戻る