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キリンビール仙台工場で缶酎ハイ製造へ

 キリンビールは27日、仙台工場(仙台市宮城野区)に缶酎ハイの製造ラインを新設すると発表した。ビール市場が縮小する中、拡大傾向にある缶酎ハイなどのアルコール飲料需要に対応し、全社の生産能力を3割超増強させる。約75億円をかけ、全国7カ所目の製造拠点として2022年2月に稼働を予定する。
 同社によると、仙台工場の既存建屋を拡張し「氷結」「キリン・ザ・ストロング」などを年間最大14万キロリットルを生産できる設備を整備。倉庫も新設し、東北の製造拠点として長距離輸送や環境負荷といった物流課題の解決につなげる。
 近年は消費者の好みの多様化に値頃感も手伝い、アルコール飲料の需要が酎ハイなどビール類以外に移行している。キリンビールは現行の生産能力38万キロリットルの3割超に相当する増強で、市場拡大を見据えた体制強化を図る。
 荒川辰也工場長は「歴史ある仙台工場で新たな製品を作れることをうれしく思う。東北の皆さんに楽しんでいただける、おいしいものを作りたい」と話す。


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2020年08月28日金曜日


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