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宮城県美術館移転、市民団体が反対活動を本格化 各地で出前講座、シンポも企画

今後の活動を説明する県美ネットのメンバー

 仙台市青葉区川内にある県美術館を宮城野区に移転する県の方針に反対する「宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク」(県美ネット)が、活動を本格化させる。県内各地で出前講座を開き、移転計画の問題点を説明。建築家や画家を招き、現美術館の価値を再認識してもらうシンポジウムも企画する。
 出前講座は29日に大崎市古川と加美町、9月2日に大崎市鳴子温泉でそれぞれ開催する。県の方針に異を唱えるギャラリーなどを会場に、県美ネットのメンバーが現状を解説する。今後、県内10カ所程度で準備する。
 現美術館の歴史などを話し合うシンポジウムは9月19日、青葉区のせんだいメディアテークで。元日本建築家協会会長の大宇根弘司氏、東北生活文化大学長の画家佐藤一郎氏らが登壇する。
 移転反対を訴える100人以上の画家が描いた川内地区の風景画を集めた展覧会を10月20〜25日、現美術館で開くことも決まった。
 7月21日に発足した県美ネットには県内外の美術、建築関係者に賛意が広がる。発足当時約50人だった会員は8月26日現在、564人まで増えたという。
 県庁で27日に記者会見した西大立目祥子共同代表は「今の場所に県美術館があることを大切に思っている人は多い。県内各地の住民に移転の問題を共有してもらいたい」と話した。
 連絡先は事務局090(7664)1147。


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2020年08月28日金曜日


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