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福島5漁協が合併協再開へ

 福島県浜通りの5漁協の合併案を巡り、県漁連は27日、いわき市内で理事会を開き、理事を兼ねる各漁協組合長らと検討状況を共有した。今後は2018年秋以降中断している合併推進協議会を再開し、合併時期や組織体制など詳細を詰める見通し。
 理事会は非公開で行われた。出席者によると、新漁協の理事定数などに関して意見が交わされた。
 県漁連の野崎哲会長は取材に「合併に向けて話が進んでおり、(今後は)微調整の段取りになる。経済的に成り立ち、継続性がある漁協を目指さなければならない」と述べた。合併時期については「予断は持たない」とした上で「できるだけ早く」との認識を示した。
 推進協関係者によると、合併は21年の実現を目指す。漁業者の減少が続く中、各漁協の経営基盤強化に主眼を置く。課題を共有することで東日本大震災からの復興の加速化も見込む。
 合併の対象はいわき市、小名浜機船底曳網(そこびきあみ)、中之作、江名(いずれもいわき市)、相馬双葉(相馬市)の5漁協。漁協の連合組織である県漁連は合併後の漁協に統合される。新漁協の役員は最大17人程度とする案が出ている。
 各漁協は17年1月に推進協を設立。18年中の実現を目指したが、合併後の理事定数などを巡って合意に至らず、協議を先送りした。


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2020年08月28日金曜日


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