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竹製ねぶた 職人の心意気 青森工高生に住民ら寄贈

竹製ねぶたの前に立つ生徒と住民ら

 青森県内で唯一、部活動でねぶたを制作する青森工高「ねぶた部」の技術向上に役立ててもらおうと、青森市高田地区の住民らによるねぶた実行委員会は29日、昔ながらの手法で作られた竹製ねぶた1台を寄贈した。
 生徒2人が、地区内の資料館「縄文の学び舎・小牧野館」で、幅2メートル、高さ1.8メートルの竹製ねぶたを受け取った。ねぶた師竹浪比呂央さん(60)が鎌倉時代の軍記物「曾我物語」をモチーフに制作し、昨年の地域ねぶたで運行した。
 ねぶた部は1993年に設立し、現在20人が所属。生徒が題材から制作までを手掛け、毎年青森ねぶた祭に参加している。部長の3年田中拓真さん(17)は「針金でしか作ったことがないので竹製は貴重に感じる。技術を盗みたい」と話した。
 竹浪さんは「戦前主流だった竹製は、ねぶたの原点。丸みを帯びた形や線の立体感を見て、制作に役立ててほしい」と語った。


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2020年08月30日日曜日


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