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釜石線全線開業70年 ラッピング車両運行開始

釜石駅を出発するラッピング車両

 JR釜石線(花巻−釜石、90.2キロ)の全線開業70年を記念するラッピング車両が29日、運行を始めた。来年3月中旬まで釜石線と花巻−盛岡間の東北線で使用される。
 ラッピングを施したのはディーゼル車1両で、岩手県釜石市出身の芸術家小林覚さん(31)がデザインした。車両の両側に、独創的な造形と色使いで表現される「サトル文字」で「釜石線70周年 銀河ドリームライン」と描いた。
 釜石駅であった出発式では、知的障害がある小林さんが暮らすルンビニー苑(花巻市)の三井信義理事長が「ハンディがある人の作品を生かしてくれた。多くの人の目に触れて理解が進み、共生社会の実現につながる」とあいさつした。
 釜石線は1880年、鉄鉱石輸送を目的とした釜石鉱山鉄道(大橋−釜石)が国内3番目の鉄道として開業したのが起源。同鉄道は83年に廃止されたが、1915年の岩手軽便鉄道(花巻−仙人峠)全通や44年の釜石東線(陸中大橋−釜石)開通などを経て、50年10月10日に全線開業した。


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2020年08月30日日曜日


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