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中古こけしと新しい出合い 大崎・鳴子であすからオークション

新しい持ち主を求めて、全国のこけしが集まった

 宮城県大崎市鳴子温泉の日本こけし館は9月1日、中古こけしのオークションを始める。例年は一緒に開かれる全国こけし祭り(9月第1土日曜)が新型コロナウイルスの影響で中止となり、初めて単独で開催される。来訪者が密にならないよう期間を9月末まで約1カ月拡大する。

 全国から集まったこけし1640本が出品される。大きさは2寸から2尺まで。地元鳴子だけでなく、全国のこけしがそろい、表情も形も個性豊かだ。木地玩具もあり、津軽系こけしの盛秀太郎のだるまなど、人気作もある。
 入札最低価格は1本100円で、それぞれ気に入ったこけしに値段を付ける。最高金額を付けた人に後日、こけしが送られる。
 こけし館は、全国から不要になったこけしを引き取り、状態の良いものを磨いてオークションに出す。故人となった人気こけし工人の作品もあり、全国から毎年、愛好家が訪れる。過去には1本10万円で落札されたこけしもある。
 岡崎靖男こけし館長は現役のこけし工人。「こけし祭り中止は残念だが、オークションで鳴子温泉に人が訪れてほしい。私も欲しい作品がある。いいこけしに出合えるかもしれません」と呼び掛ける。
 オークション開催は午前10時〜午後3時。参加無料だが、こけし館は入館料が必要。混雑した場合は入場規制することもある。連絡先は日本こけし館0229(83)3600。


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2020年08月31日月曜日


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