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「仙台古本倶楽部」、イービーンズに出店 東北3県の5店が共同運営

開店準備が進む「仙台古本倶楽部」の漫画コーナー

 宮城、山形、福島3県の五つの古書店が商品を持ち寄り、共同で運営する店舗「仙台古本倶楽部(くらぶ)」が1日、仙台市青葉区のイービーンズ3階にオープンする。一見、普通の書店のようで、実は懐かしい雑誌や書籍、雑貨が並ぶユニークな空間が生まれる。開設期間は2021年2月末まで。
 5店は、9階のイベントホールで定期的に開かれる古本まつりに出店する常連。企画を取りまとめた若林区の「ジェイルハウスブック」店主の川村光貴さん(53)は「各店の個性が発揮され、今の自分の心境にぴったり合う掘り出し物と出合えるはず」と話す。自店で主力の1980年代のファッション誌や芸能誌、ポスターを出品した。
 普段はネット通販に特化している古書紅花書房(山形市)は、60年代以降のロックや歌謡曲のLPレコード、CD、映画のビデオ、DVDを陳列。店主の庄子敏夫さん(71)は「ほとんど目にしないような作品も置いている。仙台駅前なので気軽に立ち寄ってほしい」と売り込む。
 宮城野区の出版社「荒蝦夷(あらえみし)」が運営する「古本あらえみし」は自社書籍のほか、文芸書全般に著者サイン本も取りそろえる。宮城県気仙沼市の「イーストリアス」は郷土史関係、福島県楢葉町の岡田書店は絶版漫画やコミックで棚を満たす。
 共同店舗は、空きスペース解消のためイービーンズ側から打診した。担当者は「新型コロナウイルスの影響で外出できず、家で読書する人が増えているようだ。古書は幅広い年代の客層が見込める」と期待する。


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2020年08月31日月曜日


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