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東北有数のラベンダー園、半数の1万株枯れる 秋田・美郷

多くのラベンダーが枯死し、株が取り除かれた区画=1日、秋田県美郷町
昨年6月のラベンダー園の様子。かれんな花を目当てに多くの人が訪れた

 秋田県美郷町が運営するラベンダー園で全体の半数に当たる約1万株のラベンダーが枯死していたことが1日、分かった。6、7月の長雨や日照不足で根腐れを起こした。町は土壌改良を施し、代わりの株を植える方針。
 ラベンダー園は町東部の大台野広場にあり、約2ヘクタールの畑に7品種、約2万株が植えられている。1日現在、緑の葉が茂らず、枝が白っぽくなった株が確認できる。
 町は土壌改良費と植栽費計7790万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を、1日開会の町議会9月定例会に提出。既に株の枯死が目立つ一部区画は整地した。今後、地下排水溝を設け、土を入れ替えた上で新たに植栽する。
 新型コロナウイルスの影響で6、7月に開くラベンダーまつりは中止となった。町は「今年は例年以上に見事な花を咲かせていた。その後、徐々に色合いが悪くなってきた」(商工観光交流課)と説明する。
 ラベンダー園は東北有数の規模で、まつり期間中は花の摘み取り体験が人気を集め、数万人が訪れる。町はオリジナル品種「美郷雪華(せっか)」を使った日本酒やスイーツの商品開発などラベンダーを生かした観光振興に力を入れている。


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2020年09月02日水曜日


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