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仙台市長が沿岸の被災農地や復興状況を視察

仙台中央アグリサービスの堀江代表理事(手前右)から水稲の生育状況について説明を受ける郡市長(手前左)

 郡和子仙台市長は2日、東日本大震災で被災した若林区の農地を訪れ、水稲の生育状況や体験型観光果樹園の整備状況を視察した。
 農事組合法人の仙台中央アグリサービスの水田では種を直接まく「乾田直播」で生産する水稲の生育を確かめた。法人の堀江文之代表理事(61)から「長雨などが原因で生育が遅れていたが、8月の好天で回復した。豊作を見込んでいる」と説明を受けた。
 JR東日本グループの仙台ターミナルビル(仙台市)が来年3月、荒浜地区にオープンさせる体験型観光果樹園では、一足早く整備されたイチゴハウスを見学した。若手農家の平松希望さん(27)、小倉真紀さん(24)とも面談。将来の担い手確保が課題となる中、2人が市内で就農したことに感謝し、激励した。
 視察後、郡市長は「直播は収穫量も多く、生産者の作業量軽減が期待できる。観光果樹園がオープンすれば、新たなにぎわいが生まれる。生産者の高齢化が進む中、若い新規就農者の2人には励まされる思いがした」と感想を語った。


2020年09月03日木曜日


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