岩手のニュース

ゆるキャラグランプリ、陸前高田の「たかたのゆめちゃん」が現在3位 「むすび丸」超える?

ゆるキャラグランプリでトップ3入りが期待されるゆめちゃん

 投票でご当地や企業のキャラクター日本一を決める今年の「ゆるキャラグランプリ」で、岩手県陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」が、3日時点で3位と善戦している。これまで東北勢で最高だった宮城県の「むすび丸」の15位を上回る可能性がある。地元関係者は予想以上の健闘に驚きつつ「東北初のトップ3に」と期待する。
 ゆめちゃんは、東日本大震災が発生した翌年の2012年1月に誕生した市の公式キャラ。頭にある星は希望の光を表し、耳は津波で失われた高田松原のマツをイメージした。
 グランプリには12〜14年に参加。12年の49位が最高だった。今回は決選投票が滝沢市で行われることから6年ぶりに参戦。8月中旬の中間発表ではご当地部門で2位になった。同31日にランクを一つ下げたが、高位置を維持している。
 市観光交流課の村上知幸課長は「上位の理由は分からない」としながら「復興支援への感謝の気持ちを伝えるために全国を飛び回った。認知度が高まった結果ではないか」と推測する。
 ゆめちゃんを管理運営するNPO法人市支援連絡協議会エイドタカタ(東京)によると、7月の投票受け付け開始以降、新型コロナウイルスの影響で催しへの登場機会はほぼなかった。会員制交流サイト(SNS)を使った投票の呼び掛けが中心だったという。
 阿部広宣事務局長(59)は「事情はどこの市町村も同じ。決戦が地元岩手で行われることが影響しているのかもしれない」と話す。
 投票は25日まで。ゆめちゃんに票を入れ続ける市観光物産協会職員の大林まい子さん(45)は「上位で決勝を迎えられるよう知り合いに投票を呼び掛けたい」と力を込めた。

[ゆるキャラグランプリ]2010年に始まり、東北では17年に宮城県の「むすび丸」が15位となったのが最高。13年には福島県の「あたまがふくしまちゃん」が16位、企業・その他部門では17年に花巻温泉(岩手県花巻市)の「フクロー」が8位に入った。専用ウェブサイトで登録すると1日に1人1回投票できる。同じキャラに毎日投じることも可能。決選投票は10月3、4日に岩手県滝沢市で開催される。


関連ページ: 岩手 社会

2020年09月03日木曜日


先頭に戻る