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ヤマニシ希望退職60人応募 従業員半数以下に 宮城・石巻

 会社更生手続き中の東北最大の造船会社「ヤマニシ」(宮城県石巻市)は3日、募集した希望退職の応募者が60人だったと発表した。予定した63人は下回ったが、応募期間延長はしない方針。
 ヤマニシと子会社「ヤマニシテクノサービス」(同)の内訳は明らかにしていないが、60人のほとんどがヤマニシの従業員。退職日は今月30日。早期退職を希望し、自己都合退職となる従業員も他に2人いるという。
 定年後に再雇用された従業員十数人も30日に退職する。両社の従業員は10月以降、現在の約150人から半数以下の約70人になる見通し。
 人員削減は主力の新造船事業を当面停止し、事業を船舶修繕と鉄構造物の製造に絞るため決定。8月17〜28日に希望退職者を募った。
 ヤマニシは1月31日、123億円の負債を抱え会社更生法の適用を申請。2月17日に更生手続き開始の決定を受けた。新型コロナウイルス感染拡大で事業環境が悪化し、スポンサー企業の選定を一時断念。自主再建に方針を変えた。更生計画案の策定を進め、10月30日までに東京地裁に提出する予定。


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2020年09月04日金曜日


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