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「100年に1度」もうすぐ 亜熱帯のアガベ・ベネズエラ、東北ですくすく

花茎の先端につぼみが膨らみ、開花間近のアガベ・ベネズエラ
2018年に川崎市で開花したアガベ・ベネズエラの花(川崎市緑化センター提供)

 仙台市泉区の七北田公園都市緑化ホールで、展示中の多肉植物「アガベ・ベネズエラ」が開花間近となっている。日本では数十年から100年に1度しか開花しないとされ、東北で見られるのは極めて珍しいという。
 リュウゼツラン科のアガベ・ベネズエラはメキシコなど亜熱帯の乾燥地域に自生する。肉厚の大きな葉が特徴で観葉植物として人気が高い。成長が遅く、幹の上に花茎が出るまでメキシコなどで約10年、日本では数十年かかる。黄色い糸状の花が咲くが、開花まで育つのは珍しい。
 苗から10年ほど育てたという太白区の男性が8月20日、「多くの方に見てほしい」と寄贈した。9月3日時点で背丈は173センチ、花茎は140センチ近くに成長。先端に小さなつぼみが6個あり、1、2週間後に開花するとみられる。
 1度だけ咲き、結実すると枯れてしまう植物としても知られる。都市緑化ホールはスタッフブログで観察日記の投稿を始め、生育状況などを発信している。浜中郁子主任は「アガベは霜に弱く、東北で開花が見られるのはまれ。花を楽しんでほしい」と期待する。
 開館時間は午前9時〜午後4時半。月曜定休。入場無料。


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2020年09月04日金曜日


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