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「富谷宿」の歴史を探訪 ユネスコ協会が遺産巡るツアー

見事な枝ぶりの「代官松」を観賞する参加者

 富谷ユネスコ協会は5日、江戸時代に宿場町として栄えた宮城県富谷市富谷新町に残る歴史遺産を巡るツアーを「しんまち探訪」と銘打って行った。「ふるさと遺産」伝承活動の一環。
 市民俗ギャラリーの清水勇希学芸員が江戸期の絵図を示しながら、会員ら約20人を案内した。
 黒川一円を管轄する代官所に植えられた市指定天然記念物「代官松」(樹齢200年程度)がある富谷中央公民館をスタート。富谷への宿場開設を命じられ、初代検断を務めた内ケ崎織部ら内ケ崎家の墓地「北雲台」を訪ねた。
 蔵が並ぶ旧奥州街道では、参勤交代時の大名宿泊所だった本陣跡(内ケ崎酒造店)や脇本陣跡の外観、明治後期に建てられた旧佐忠商店などを見学した。
 参加者は、江戸期の書物に描かれた宿場町の様子などを聞き「地元にいながら初めて知ることが多い」と熱心にメモを取っていた。
 協会の阿部弘康会長は「富谷宿開宿から400年の節目に先人の志や努力を知ることができた。学んだ歴史を継承し、次世代に伝えたい」と話した。


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2020年09月06日日曜日


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