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宮城知事会見を手話で解説 県HPに動画掲載へ

 村井嘉浩宮城県知事は7日、原則週1回開く定例記者会見で手話通訳の試行を始めることを明らかにした。知事の発表項目とその質疑の模様に手話通訳を挿入した映像を、県のホームページに1週間以内をめどに掲載する。7日分から数回試し、来年度の本格導入を検討する。
 手話通訳は、みやぎ通訳派遣センター(仙台市青葉区)に依頼する。最終的には知事と並んでの同時通訳を目指すが、専門的な質疑応答も多く、人材確保の面にも課題がある。
 県によると、県内の手話通訳士は34人。本業が別にあり、日程調整も必要。集中力を要し、1人15分ほどが限界という。
 県は昨年度から知事会見を想定した研修を行っている。村井知事は「うまく通訳できなければ混乱を招く。できるかどうかよく確かめた上で、慎重に対応する。通訳士を増やせるよう努めたい」と述べた。
 県は聴覚障害者への理解を促進する手話言語条例案を来年の県議会2月定例会に提出する予定。
 岩手、山形、福島をはじめ東北各県の知事会見でも手話通訳の本格導入が広がっている。


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2020年09月08日火曜日


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