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エルメス藤崎店新装 杜の都テーマに店舗設計

ブランドの印が描かれた床と、広げて展示されたスカーフのコーナーが印象的なエルメス仙台藤崎店=仙台市青葉区の藤崎本館

 フランスの老舗ファッションブランド「エルメス」の国内店舗を運営するエルメスジャポン(東京)は、東北唯一の店舗、エルメス仙台藤崎店(仙台市青葉区)を改装し5日にオープンさせた。地域性を取り入れた店舗設計を施し、買い物の楽しさを演出する。
 藤崎本館1階にある店舗は広さ144平方メートルで、改装は2004年3月の開店以来。杜の都をテーマに、木々をイメージした水墨画風のデザインを壁面に採用し、床に明るい茶色のモザイクタイルを敷いた。アクセントとして一部の壁に竹を並べた。
 「本物」により気軽に触れてもらおうと、ブランドを象徴するスカーフは手が届く場所につるして並べ、アクセサリー棚のガラス板を外した。新型コロナウイルスの影響で自宅での時間が増えたことを受け、食器や家具を充実させた。
 同社の担当者は「東北一円の幅広い年代に来ていただき、リラックスして買い物を楽しんでほしい」と話す。5、6日はオープン記念としてイメージカラーのオレンジ色の石巻産ガーベラを来館者に配った。
 藤崎には東北で唯一出店する海外ブランドが7店あり、コロナ下でも前年並みの売り上げを確保している。阿部和彦本店長(55)は「オンラインにはない、非日常の空間で商品のストーリーを伝える場が必要とされている」と分析した。


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2020年09月08日火曜日


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