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政宗の紙芝居、伝承活動に 30年前購入の女性が仙台の歴史愛好家に贈る

椎野さん(右)に紙芝居を贈った福地さん=宮城県加美町

 宮城県加美町の主婦福地孝さん(80)が7日、仙台藩祖伊達政宗の功績や人物像を伝える活動に役立ててもらおうと、政宗を紹介する紙芝居を仙台市の歴史愛好家に贈った。長年大事に保管してきたが「子どもたちのためになれば」と提供を申し出た。
 受け取ったのは、仙台市太白区の歴史愛好家椎野健作さん(73)。政宗が生まれ育った米沢市出身で、仙台や米沢で子どもに伊達家の歴史を教える活動を続けており、様子は8月22日の河北新報朝刊で紹介された。記事を読んだ福地さんが椎野さんと連絡を取った。
 贈った紙芝居は1987年に郵便局が発売した「風雲録独眼竜政宗」。当時郵便局に勤めていた福地さんが購入し、大切に保存してきた。政宗の誕生を描く「竜が呼ぶ」と「我、奥州王なり」の2編から成る。ともにB4判で10枚あり、郵便局で発売したためか60円切手も貼ってある。
 福地さんは「自分で持っていても宝の持ち腐れなので、子どもたちのために役立ててほしい」と願う。
 椎野さんは、政宗が城下町を造った米沢、岩出山(大崎市)、仙台を結ぶ伝承活動を探っている。「紙芝居はどの学年向けが合うかを考えて活用したい。できれば岩出山の隣に位置する加美町の小学生にも政宗のことを伝えられればいい」と話した。


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2020年09月08日火曜日


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