福島のニュース

猪苗代湖ボート事故 現場は遊泳区域外か、運輸安全委が調査

マリーナの倉庫に保管された船舶などを調べた事故調査官ら=7日午後4時10分ごろ、会津若松市湊町

 福島県会津若松市湊町の猪苗代湖の中田浜で6日、航行中のモーターボートが遊泳客4人を巻き込んで小学生1人が死亡し、3人がけがをした事故で、現場は遊泳区域ではない可能性が高いことが7日、県などへの取材で分かった。
 運輸安全委員会の船舶事故調査官3人は同日、3日間の日程で現地調査を開始した。初日は関係者への聞き取りや複数の船舶を調べた。
 福島県によると中田浜は入り江で、陸から300メートル以遠の沖合がプレジャーボートで楽しむ船舶航行区域に設定されている。
 中田浜は水深が深く、湖水浴場と遊泳エリアは入り江東側の一部に限定。船舶が発着するマリーナや桟橋付近は、プレジャーボートが船舶航行区域と陸を往来するエリアになっている。
 会津若松署の調べで事故現場は沖合200〜300メートルとみられ、遊泳エリアではない可能性が高い。同署は詳しい場所の特定を急いでいる。
 県によると湖水利用区分は県や県警、地元機関による協議会が設けた自主ルールで法的強制力はない。中田浜には船舶航行区域を示すブイはないという。


関連ページ: 福島 社会

2020年09月08日火曜日


先頭に戻る