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ドコモ口座預金引き出し 東邦銀、中国銀でも被害

 東邦銀行は8日、NTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」に顧客の口座が不正登録されて預金を引き出される被害があったと発表した。同様の被害は7日までに七十七銀行でも確認されたほか、中国銀行(岡山市)などでも発生。全国の地銀で相次いでおり、被害が拡大する恐れもある。

 東邦銀によると、8日に顧客から問い合わせがあって被害が発覚。夕方までに1件確認され、ホームページで注意を呼び掛けた。同行のシステムから情報が漏れた形跡はないという。
 同行はドコモ口座の登録時に使う「Web口振受付サービス」の利用を停止し、新規登録をできなくした。既に登録している客は引き続き入金などができる。
 七十七銀、東邦銀、中国銀のほか、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)でも不正の疑われる取引が複数あり、岐阜県警に相談している。鳥取銀行(鳥取市)、滋賀銀行(大津市)も8日、ホームページで被害があったことを公表した。
 NTTドコモは8日、ドコモ口座を利用した不正な預金引き出しが見つかったと発表した。第三者が連携している銀行の預金者名義で勝手にドコモ口座を開設。何らかの手口で盗み出した預金者の口座番号や暗証番号を使ってひも付けをし、預金残高の一部をドコモ口座に移したとみられる。
 口座番号などが漏れた経緯は分かっていないが、各行のシステムからの流出は確認されておらず、メールなどで偽サイトのURLを送りつけて開かせ、個人情報を入力させて盗み取る「フィッシング」の手口とみられている。


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2020年09月09日水曜日


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