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自民総裁選 東北は18人が菅氏に投票へ 岸田氏4人、石破氏は1人

 8日告示された自民党総裁選(14日投開票)で、東北選出の党所属国会議員のうち約7割の18人が、菅義偉官房長官に投票する見通しになったことが河北新報社の取材で分かった。岸田文雄政調会長が4人、石破茂元幹事長は1人。党内5派閥から広く支持を取り付けた菅氏の優位が、東北でも浮き彫りになった。
 6県の衆参議員のうち、投票権がない大島理森衆院議長(青森2区)を除く25人や周辺に聞き取りし、支持動向を探った。2人が態度を明らかにしなかった。
 菅氏支持の18人を派閥別で見ると、安倍晋三首相の出身派閥で最大勢力の細田派が8人と最多。麻生派5人、竹下派4人、二階派1人と続いた。菅氏は石原派を含む5派閥から支持を得ており、派閥の意向が東北でも反映された格好だ。
 支持の理由については、外交や経済、新型コロナウイルス感染症対策など主要課題で安倍政権の路線を継承すると表明した菅氏の姿勢に多くの議員が賛同。第2次安倍政権以降、約7年8カ月にわたり官房長官を務めた実績も評価された。
 岸田氏を推すのは、同氏が会長を務める岸田派の2人と、同じ流れをくむ谷垣グループの2人。外相、政調会長の経歴から「外交と内政の双方に精通する」との声が挙がった。
 2018年の前回総裁選に続き、4回目の出馬となった石破氏への支持を明言したのは、東北で唯一の石破派の冨樫博之衆院議員(秋田1区)だけだった。
 新総裁は両院議員総会での投票で決まる。配分は国会議員394票と都道府県連各3票。東北では秋田を除く5県連が、党員・党友による予備選を行う。秋田県連は全3票を湯沢市出身の菅氏に投じる方針。


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2020年09月09日水曜日


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