福島のニュース

豚熱感染を東北で初確認 会津若松でイノシシ1頭

 福島県は9日、会津若松市内で発見された野生イノシシ1頭が、家畜伝染病の豚熱(CSF)に感染していたと発表した。野生イノシシの豚熱感染が2018年9月に国内で26年ぶりに確認されてから、東北での感染判明は初めて。
 県によると、イノシシは8日に同市郊外で、死んでいるのを近隣住民が見つけた。半径10キロ以内に養豚場があり、県は豚の移動を当面制限する。養豚場に出入りする車両は消毒する。
 県境から約20キロの群馬県内で8月27日、野生イノシシの感染が確認された。これを受けて同月末、農林水産省が飼育豚へのワクチン接種の推奨地域に東北で初めて福島県を加えていた。県は県内全域を対象に10月のワクチン接種開始に向け準備を進めている。
 豚熱は伝染力と致死率が高く、養豚場で1頭でも感染すると全て殺処分しなければならない。人には感染しない。農水省によると、野生イノシシの感染は関東や中部地方を中心に17都府県で確認されていた。


関連ページ: 福島 社会

2020年09月10日木曜日


先頭に戻る