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石巻・新内海橋の開通祝い渡り初め 交通利便性向上に期待

一般車両通行前の見学会で新内海橋の渡り初めをする湊小の児童たち=10日午前10時50分ごろ
開通式でテープカットする関係者=10日午前10時

 宮城県石巻市中心部と湊地区をつなぐ新内海橋が10日、開通した。東日本大震災の津波で被災した内海橋は老朽化などもあり、宮城県が上流約100メートルに新たに架設した。旧北上川を挟んだ街の東西を結び、市民の利便性向上が期待される。
 現地であった開通式には亀山紘市長ら関係者約20人が出席。テープカットの後、住民や湊小の児童が渡り初めをして橋の完成を祝った。
 近くの石巻市吉野町2丁目にある石巻オアシス教会の牧師趙泳相さん(67)は「開通を待ちに待っていた。(歩道が広く)歩いても渡れるので便利になる」と話した。
 新内海橋は国道398号として市内の中央3丁目と対岸の八幡町1丁目を結ぶ。現在の内海橋は津波をかぶり、2011年4月に応急復旧した。今後、解体撤去される。復旧、新設などにかかった総事業費は約132億円。
 内海橋は、市中心部から石ノ森萬画館がある中瀬地区を挟み、対岸の湊地区をつなぐ東西2本の橋の総称。ほぼ同じ場所で県が新西内海橋(75メートル)も整備中で、20年度に完成予定。市は新東内海橋の建設を進めている。


2020年09月11日金曜日


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